【円満退職をするために!】職場に退職を申し出る時。

【円満退職をするために!】職場に退職を申し出る時。
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円満退職をするために!

今回は、
【円満退職をするために!】職場に退職を申し出る時。

というタイトルの投稿です。

2017年の就職・転職市場は売り手市場。
この状況は2018年だけでなく、東京オリンピックが開催される2020年頃まで続くと言う人も少なくありません。

それはつまり、「やりたい仕事が出来る企業」「今より待遇が良い企業」「プライベートを充実させることが出来る企業」など、その人の価値観の元、現在の職場から新しい職場へ、今よりもさらに転職しやすい社会が来ることを意味します。

そして転職をするために必ず必要になるのは、現在の職場に「退職の申し出ること」です。

職場に退職を申し出る

これは緊張する瞬間だと思います。
ご自身の直属の上長に「折り入ってお話があるのですが・・・」と2人で話す時間をもらい、退職届(退職願いではNG)と共に退職を切り出すことになります。

退職届と退職願の違いは以前記事にしたことがあります。

【転職活動】現在の企業を辞める。
【転職活動】現在の企業を辞める。 いざ転職活動を始めることにした場合、「転職先が決まる前」「転職先が決まった後」のいずれにせよ、「現在...

さて、この緊張の瞬間ですが、人材紹介会社で働いていた頃も現在も、よくトラブルになってしまったと相談を受けることがあります。

具体的に、「折り入ってお話があるのですが・・・」の際にトラブルになったという事例を3つ、ご紹介してみたいと思います。

【事例①】申し出る相手を間違えた。

退職を考えている社員のAさん。
Aさんには「直属の上司のBさん」と「Bさんの上司のCさん」がいました。

退職・転職のため、AさんはCさんに「折り入ってお話があるのですが・・・」と時間をもらい、退職の申し出をしてしまいました。

この内容の問題点はどこにあるのでしょうか?

トラブルになった原因は、AさんがBさんを飛ばしてCさんに先に退職・転職を伝えてしまったところにあります。

Bさんとしては単純に気分が悪いだけでなく、Cさんから部下のマネージメントについて指導が入る可能性もあります。

その結果、退職を申し出てから最終出社日までの間、気まずい時間を過ごす羽目になってしまったそうです・・・。

退職を申し出る際は、申し出る相手の順番を間違えないようにしましょう。

今回の例の場合、AさんはBさんに申し出た後、「BさんがCさんに報告」もしくは「AさんとBさん・Cさん」の3者面談で、Aさんの退職の話が進んでいくのが一般的な流れでした。

【事例②】企業が退職に際してのルールを定めていた。

「企業が退職に際してのルールを定めていた。」
これも比較的よく耳にするトラブルの状況です。

例えば、「退職をする場合、2ヶ月前までに申し出て、1ヶ月前までに指定の書面を提出すること。」などのルールです。

民法では、「人事権がある人に退職意思が到達してから14日後に退職が可能」というものがあり、これは労使間のトラブルの際、「企業が定めた独自ルールよりも優先されるもの」と考えられたり判断されたりするケースが多いです。

ただし、「企業が退職に際してのルールを定めていた。」ことを内緒にしていたのであればまた別な話になりますが、「就業規則」等に記載があれば、退職前に確認することが可能です。

また入職時のオリエンテーション等で説明があることも多いです。

「事前に把握していれば避けることができるトラブル」。

避けられるトラブルは、事前に避けるための準備をしておきましょう。

【事例③】企業が退職を認めない。

2017年からオリンピックにかけて、就職・転職に関して売り手市場の状況が続くと、1番発生しやすい退職時のトラブルが、「企業が退職を認めない。」になるのではないかと考えています。

「人気優良企業の求人が増え、その企業への転職を目指して現在の企業を退職する社員が増える」、これは必然的に起こり得る状況です。そして、求人を出してエントリーが「集まる企業」「集まらない企業」が今よりも顕著になると考えてます。


「集まらない企業」はおそらく離職率が現段階で高めであり、その数値がさらに高まる。その欠員補充のために「採用」と「教育」に割く予算が増加し、在籍する社員は人手不足を補うために長時間残業を強いられる。

しかし「採用」と「教育」に予算を多く割いているため賃金を上げることができず、その結果退職・転職という道を選ぶ社員が増える。

採用活動をしても、人が集まらない。


いわゆるブラック企業が潰れていきやすい環境になるため、「働く側」にとっては良い状況と言っても良いでしょう。

しかし、「経営側」としてはこの「負」のスパイラルは避けたいはずです。そして「負」のスパイラルを避けるための選択が、「企業が退職を認めない。」です。

実際問題として、「採用」と「教育」にはお金がかかります。
そのような意味合いとしても「人財」という言葉が使われます。

経営陣としては、企業に利益をもたらしてくれる優秀な「人財」は意地でも手放したくはないでしょう。

【円満退職をするために!】職場に退職を申し出る時。

 

さて、「企業が退職を認めない。」方法にはどのようなものがあるでしょうか?

方法は色々あります。

■引き止め。
■退職日を明確に決めようとしない。
■退職届を受理しない。

「引き止め。」

「引き止め。」に関しては、「給料アップや待遇改善を考えるからもう少し頑張って欲しい!」などといった提案を企業側からされることが多いです。

これに関しては、退職・転職の意思が固いのであれば、「きっぱりと断りましょう」。
転職のための「退職交渉」は1回のみで終わらせる!これはとても重要です。

必ず決心を固めてから、「折り入ってお話があるのですが・・・」に挑みましょう。
「給料アップや待遇改善を考えるからもう少し頑張って欲しい!」などといった提案通りになった人を私はほぼ知りません。全くいないわけではありませんが、「その程度の改善で満足?」という質問にYESと答えた人は今のところ出会ったことがありません。

もちろん可能性はありますが・・・、大事なのでもう一度。
必ず決心を固めてから、「折り入ってお話があるのですが・・・」に挑みましょう。

「退職日を明確に決めようとしない。」

「退職日を明確に決めようとしない。」、このケースもよく耳にします。
ズルズルと引き留めつつ働かせるために企業が選ぶ手段です。

これと、待遇改善を組み合わせるパターンも少なくありません。

この状況に関しての対処法は、明確に退職届に「○△□年○月☓日を持って退職します。」
と記載することです。

退職届が受理された段階で、その退職日が効力を発揮します。
また、退職日と合わせて、残っている有給休暇日数を計算し、最終出社日についても記載しておいた方がベターです。

有給消化をさせない!という企業も無くはありません。

「退職届を受理しない。」

「退職届を受理しない。」というケースが1番悪質です。
この場合、2、3回退職について交渉してみましょう。
また、1回目の「折り入ってお話があるのですが・・・」のタイミングで、次に就職する企業と入社日が決まっていることを伝えてみましょう。

また、あまりに酷いようであれば、「労働基準監督署に相談する」「内容証明を会社宛に送る」など、ご自身でも退職するためにいろいろと動くことを検討している旨を「勇気を持って」伝えてみましょう。

この場合、「円満退職」は残念ながら難しくなる可能性が高いです。
ただ、ご自身がルールに則って退職交渉をしているにも関わらず企業側がそれを認めないという状況なのであれば、企業側に非があります。

そのような企業に残るより、転職先でご自身の実力を発揮する方が、ご自身にとっても社会にとっても良いです。

「退職届を受理しない。」、このケースには、冷静に毅然とした態度で対応しましょう。

退職交渉が難航した場合

退職交渉が難航してしまった場合、その企業が定めたルールに則っているという前提があれば、ある程度の効果が望めるフレーズがあります。

それがこちら!

次の職場が決まっている。

「次の職場が決まっている。」、つまり既に転職活動を終えていることを伝えてしまいましょう。転職する企業の「入社日」が既に決まっていて具体的な日付を伝えることができる状態になっているとさらに良いです。

退職を引き止めようと思っても、「次の企業が決まっている」「入社日が決まっている」となってしまえば、人事担当者も引き止めは難しいと感じます。

転職先について聞かれた場合。

退職を申し出た際に、転職先について聞かれることがあります。
これは単純に「興味レベル」での質問の可能性がありますが、就業規則に、「同業種への転職を禁じる。」といったような記載があるケースがあり、それを確認されている可能性も十分にあります。

「転職先を聞かれた」場合には、どのように回答するか事前に準備をしておきましょう。

「~系の企業です。」といった回答で基本的に問題無いのですが、企業名まで聞かれた際は、転職先の本当の企業名を伝えるか、もしくは(偽りの)企業名を伝えるかを状況によって考えた方が良いかもしれません。

『「今度そちらに転職するAさんは、遅刻や無断欠席が多く・・・」と転職先の企業に嫌がらせのような事実無根の連絡を入れられた。』という話を聞いたことがあります。

もちろんそんな馬鹿げたことをする企業はほとんどないですが・・・

【円満退職をするために!】職場に退職を申し出る時。

 

円満退職が出来なかった場合・・・

円満退職をする努力は社会人として最低限のマナーです。
「引き継ぎ」「挨拶」・・・etc…

ただ、残念ながら、上記したように企業側が円満退職をさせてくれないケースがゼロではありません。

その際転職に際して、転職先の企業から提出を求められる「書類」をスムーズに用意できない可能性があります。

これも馬鹿げた嫌がらせの1つですが・・・

そのような場合でも、書類を入手する対応策がありますのでご安心ください!

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まとめ

今回は、
【円満退職をするために!】職場に退職を申し出る時。

というタイトルで投稿しました。

転職することになった際は、今までお世話になった企業と「円満に」お別れをして、新しい企業でのお仕事に挑みたいものです。

ただし、退職の申し出方を間違えたり、退職する企業側が円満退職させてくれないケースも残念ながら存在します。そして、2018年から東京オリンピックぐらいまでの期間は、「企業側が円満退職させてくれないケース」が増えるのではないか?と想像しています。

業種によっては人手不足の状態なので、出来るだけ現在働いている社員を手放したくはないはずです。

もしトラブルになってしまった際は、こちらの投稿を参考にしていただけますと幸いです。